アイリッジが急伸、JR西日本とデータ分析とDX支援で業務提携

■両社の強みを活かし、駅や店舗、地域のリアルな体験へとつなげる新しい価値を創出

 鉄道業界のDXに精通するアイリッジ<3917>(東証グロース)は2月5日、26円高(5.14%高)の532円まで上げて急伸している。同社は本日14時、豊富で多彩なデータを持つJR西日本(西日本旅客鉄道)<9021>(東証プライム)と、データ分析およびDX支援領域で業務提携契約を締結したと発表。(写真=左:JR西日本 取締役執行役員 奥田英雄/右:アイリッジ 代表取締役社長 小田健太郎)両社は、鉄道各社・事業会社等へのデータ分析およびソリューションの営業活動を共同で行うとともに、ソリューション開発の人材獲得にも協力する。

 JR西日本は、社内でデータサイエンティストを育成し、駅や店舗、地域のリアルな体験へとつなげることで新しい価値を生み出してきた。2023年10月には、グループのデジタル施策を主導するTRAILBLAZERを設立し、更なる拡大のフェーズに入った。

 アイリッジは、国内大手鉄道事業者アプリにおけるトップシェアを誇り、アプリ開発から画像解析、業務システム開発、UI/UX、アプリマーケティングまで幅広く支援している。流通・小売業界や金融業界における豊富な実績や、デジタル人材の中途採用ノウハウも強みとしている。

 両社は、JR西日本の公式アプリやKANSAI MaaSの共同開発を通じて、お互いのイノベーション活動に関する理解を深めた。その中で、お互いの強みを活かし、相互に連携し合える体制を築くことが最適であると判断し、今回の提携に至った。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年12月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

ピックアップ記事

  1. ■業績上方修正、増配、自己株買い…メガバンクが躍進  同コラムでは、11月11日付けで業績を上方修…
  2. ■サンタクロースはGPIF?日経平均急騰の背景と、日米中銀の思惑  突如、「餅つき相場」、「クリス…
  3. ■低位株と割安銘柄で挑む12月決算市場  12月期決算銘柄の師走相場では、業績を上方修正し増配を発…
  4. ■師走相場、守りと攻めの二刀流で挑む年末投資戦略  「守るも攻めるも」あと1カ月である。師走相場が…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る