【株式市場】日経平均3880円安と急落、中東緊迫でリスク回避

■WTI原油一時111ドル台、日本経済への影響警戒で売り拡大

 3月9日、日経平均株価の前引けは3880円38銭安の5万1740円46銭と、3日ぶりに大幅安となった。下げ幅は一時4100円を超えた。

 背景には原油価格の急騰がある。9日早朝の取引で米国産標準油種WTI原油先物が1バレル=100ドルを上回り、一時111ドル台前半まで上昇した。原油の多くを輸入に依存する日本経済への影響が懸念され、東京市場ではリスク回避の売りが広がった。人工知能(AI)関連銘柄にも売りが広がり、市場全体にリスク回避の動きが強まった。

 東証プライム市場では値下がり銘柄の割合が90%を超える全面安となり、33業種中32業種が下落した。非鉄金属を筆頭にガラス・土石、機械、電気機器、銀行、証券・商品など幅広い業種が下落した。為替市場ではドル・円が158円70銭近辺まで上昇し、原油高を背景に安全資産として米ドルが買われ円が売られる展開となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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