【どう見るこの株】サンデーは反落も天候不順を織り込み種まき・園芸シーズン入りに期待して押し目買い交錯

 サンデー<7450>(東証スタンダード)は、前日6日に9円安の1270円と4営業日ぶりに反落して引けた。日経平均株価が小幅続落したことから、今年1月10日につけた直近高値1285円に肉薄していた同社株にも目先の利益を確定する売り物が出た。ただ同社が今年1月11日に発表した今2024年2月期第3四半期(2023年3月~11月期、3Q)業績が、天候不順の影響で苦戦し株価もこの1200円台で三角保ち合いを続けていることから、春到来の種まき・園芸シーズン入りによりリカバリーが期待できるとして押し目買いも交錯した。昨年10月に増床リニューアルオープンした「弘前石渡店」や11月に新規開店した「八戸尻内店」のフル稼働も想定されサポート材料視されている。

■新規出店のホームセンター2店舗やペット専門店2店舗がフル稼働期待

 同社の今期3Q業績は、売り上げ364億2600万円(前年同期比2.4%減)、営業利益5億8900万円(同39.2%減)、経常利益6億4700万円(同35.1%減)、純利益3億6800万円(同43.2%減)となった。少子高齢化や節約志向などで客数も減少する経営環境下、天候不順により季節商品が前年実績を下回り、とくに9月~10月の3Qは、異例の猛暑が秋冬物の売り上げに影響して苦戦した。ただ「Save Money Good Life(節約による豊かな暮らし)」をコーポレートスローガンにお買い得商品の品揃えを充実させており、店舗政策でも、増床リニューアルオープンした「弘前石渡店」はホームセンターとプロショップの複合店舗として農家向けや園芸資材を充実させ、「八戸尻内店」は、約25年ぶりの八戸市へのホームセンターの新規出店であり、このほか販売が好調に推移しているペット用品では、ペット専門店「Zoomore(ズーモア)」2店舗を出店している。

 目下集計中の2024年2月期通期業績は、期初予想を据え置き売り上げ510億円(前期比3.9%増)、営業利益8億5000万円(同3.8%減)、経常利益9億円(同3.8%減)、純利益5億円(同1.6%減)と見込んでいる。ただ農業・園芸資材のシーズン入りとともに2024年2月期第4四半期や次期2025年2月期業績のリカバリーも期待される。さらに早くも今年2月21日には、今年4月からの正社員、パートタイム従業員とも平均7%を賃上げをする給与改定を発表していることも、業績回復要因になると想定され、今年4月10日発表予定の2月期決算の動向が要注目となる。

■25日線での三角保ち合いが煮詰まり上放れて昨年来高値にキャッチアップ

 株価は、新型コロナウイルス感染症の感染法上の分類が5類に引き下げられた経済活動の正常化とともに昨年来高値1380円まで買われ、天候不順や四半期業績の低調推移などが響いて1200円台下位で下値を確かめる動きが続き、今年1月には1258円安値でダメ押しをするなど25日移動平均線水準を固める三角保ち合いに煮詰まり感を強めている。三角持ち合いを上放れ直近高値1285円抜けから昨年来高値1380円にキャッチアップしよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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