川崎重工が一時11%高、防衛装備品「自民と維新が政策協議へ」などと伝えられ期待強まる

■重工株は軒並み高い、大手証券による投資判断の引き上げも伝えられる

 川崎重工業<7012>(東証プライム)は3月7日、一段高となり、一時11%高の5056円(491円高)まで上げて一気に2015年12月以来の5000円台に進み、午前11時を過ぎては4800円前後で売買活況となっている。防衛装備品について、「自民と維新が第三国輸出を巡り政策協議へ、公明は慎重な姿勢で温度差」(産経新聞のニュースサイト3月6日19:27)などと伝えられており、一歩前進との受け止め方が出ている。また、7日朝には野村証券が投資判断を「ニュ-トラル」から「バイ」に引き上げ、目標株価を1500円引き上げて5000円に設定と伝えられた。株価はこれを上回る上げとなっているが、目標株価を引き上げたこと自体が高評価とされている。

 三菱重工業<7011>(東証プライム)も高値を更新し、IHI<7013>(東証プライム)も出直りを強めている。同証券は、三菱重工の目標株価についても2800円引き上げて1万1400円に見直し、IHI<7013>(東証プライム)の目標株価も700円引き上げて3600円に見直したと伝えられた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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