イチケン、千葉の老舗ゼネコン「片岡工業」を子会社化、土木・舗装事業でシナジー創出

■取得価額26億5000万円、7月1日付で完全子会社化

 イチケン<1847>(東証プライム)は5月27日、開催の取締役会において、千葉県一宮町に本社を置く総合建設業の片岡工業の全株式を取得し、子会社化することを決議したと発表。取得価額は26億5000万円で、7月1日付で完全子会社化予定。

 同社は、創業100周年となる2030年度までの長期経営計画「ビジョン2030」において、売上高1000億円、営業利益率5%程度、総資産900億円前後、期末人員800名前後という目標を掲げており、この目標達成に向けた施策の一つとして、既存事業の強化を含めた業容の拡充や事業領域の拡大に取り組んでいる。

 一方、片岡工業は、明治19年創業の歴史ある企業で、地域のゼネコンとして土木工事業・建築工事業・舗装工事業等を中心に、インフラ整備を通じた地域の発展に貢献してきた。

 今回の子会社化により、イチケンは片岡工業が持つ土木工事・舗装事業のノウハウを獲得し、グループシナジーを創出することで、中長期的な成長戦略を加速していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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