ケンコーマヨネーズが出直り強める、8月5日に四半期決算を発表予定、全体相場の反騰とともに注目再燃

■直近の展示会では150名のメディア・SNSユーザーに未来に向けた新しい食を提案

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)は7月29日、再び上値を指向する相場になり、5%高の2209円(109円高)まで上げた後も2200円をはさんで売買され、年初来の高値2355円(2024年5月)に向かって出直りを強めている。業績は一段拡大する見込みで、8月5日に第1四半期決算を発表する予定。このところは全体相場の調整が長引き、日経平均が8日続落(計3600円超の下げ)などで個別銘柄にも買いづらい雰囲気があったが、全体相場の大幅反発を受け、同社株にも業績拡大などを期待する買いが再燃している。

 前3月期の連結業績は経常利益が前期の18倍を達成するなど急回復した。今期・25年3月期も経常利益は6.5%増と想定するなど、全体に拡大を計画する。7月29日は、<展示会レポート>として、株式会社PR TIMES(東京都港区)主催のリアルイベント「おいしい博覧会2024夏」への出展の様子を公開し、約150名のメディア・SNSユーザーが参加した中で、多様化する食スタイルに応えた未来の食につながるサステナブルな商品を出展し、未来に向けた新しい食の選択肢として提案したと開示している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る