ゼリア新薬が年初来の高値に迫る、業績好調で8月初の下げを完全に回復

■第1四半期は営業利益33%増加、回復力の強い銘柄として注目

 ゼリア新薬工業<4559>(東証プライム)は8月22日、2256円(48円高)まで上げて約3週間ぶりに直近の高値を更新し、後場も2240円前後で堅調に推移。日経平均が過去最大の下げ幅を記録した8月初旬の全体急落からの回復が強い銘柄として注目されており、年初来の高値2270円(2024年2月2日)に迫っている。

 8月1日に第1四半期決算(2024年4~6月・連結)を発表済みで、売上高は前年同期比17.2%増加、営業利益は同32.6%増加、経常利益は同62.7%増加などと好調だった。経常利益以下の増益は、売上の増加に加え、スイスフラン安の進行にともなう為替差益の上乗せも加わった。

 今期・25年3月期の連結業績予想は、「第2四半期以降についても、概ね計画通りに推移する見込み」(決算短信より)とした。通期の業績予想については、「エネルギー・原材料価格や為替動向が不透明なため、現時点では24年5月9日に公表した連結業績予想を変更していない」(同)としたが、株式市場関係者には上振れる期待が多いようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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