シンカの「カイクラ」とブロードリーフ「.cシリーズ」がシステム連携、自動車業界の顧客対応効率化へ

■自動車整備工場などの業務負担を軽減し、顧客満足度向上へ

 シンカ<149A>(東証グロース)の「カイクラ」とブロードリーフ<3673>(東証プライム)の「.cシリーズ」がシステム連携を開始したと発表。これは、モビリティ産業における電話対応や予約管理の業務負担を軽減し、生産性と顧客満足度の向上を目指すものである。連携により、「.cシリーズ」の顧客情報が「カイクラ」に連携され、顧客対応の効率化、情報共有の促進、顧客満足度の向上が見込まれる。

 まず、自動車整備業向けの「Maintenance.c」と自動車鈑金業向けの「Repair.c」との連携が開始された。今後、他の「.cシリーズ」との連携も順次進められる予定である。この連携により、過去の修理履歴や顧客ごとの要望を瞬時に把握し、迅速かつ的確な対応が可能となる。

 「カイクラ」は主に自動車ディーラー向けにサービスを展開してきたが、今後は「.cシリーズ」との連携により、自動車整備工場をはじめとする自動車業界の様々な業種にアプローチを広げる。両社の強みを活かし、自動車業界全体の課題解決と成長発展を推進していく方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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