LIXILが急伸、第2四半期の営業利益49%増加など好感、3か月ぶり1800円台に進む

■4~9月、純利益は損失だったが第2四半期3か月間は⿊字

 LIXIL<5938>(東証プライム)は10月31日、急激に出直る相場となり、午前10時過ぎには12%高の1801.5円(194.0円高)前後で売買され、約3か月ぶりの1800円台に進んでいる。30日の夕方に第2四半期決算(2024年4~9月・累計、IFRS、連結)を発表し、純利益は損失だったが営業利益は前年同期比49.0%増加(事業利益は同18.9%増加)し、税引前利益は同54.5%増加したことなどが注目されている。

 4~9月は、国内事業で新築着⼯数が予想以上に低下したものの、海外事業は新商品やリフォーム向け売り上げが堅調に推移した。純利益は⾦融費⽤・税⾦費⽤などにより損失だったが、直近の3か月間をみると「第2四半期3か月間は⿊字」(説明資料より)となった。3月通期の連結業績予想は全体に前回予想を継続し、純利益は80億円の黒字予想となっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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