GA technologiesが一段と出直る、不動産業の自動化システム三菱地所グループへの導入など好感

■10月決算は事業利益87%増加、今期も48%の増加を見込む

 GA technologies<3491>(東証グロース)は12月23日、一段と出直りを強め、6%高の1435円(81円高)まで上げた後も1400円台で売買され、約6か月ぶりに1400円台を回復している。12月11日に発表した10月決算が大幅な増収増益となり、今期も大幅増益を計画。直近は、19日と23日にグループ会社・イタンジ株式会社の不動産物件確認電話自動応答システム「ぶっかくん」や賃貸住宅の内見予約受付システム「内見予約くん」、賃貸不動産の申込受付システム「申込受付くん」などが三菱地所リアルエステートサービス株式会社、株式会社アズマシティ開発に導入されたと発表し、買い材料視されている。

 2022年5月に改正施行された宅地建物取引業法により、賃貸借・売買契約における重要事項説明の非対面化および電子交付が可能になり、賃貸業務における電子化のニーズが高まっている。こうした潮流に加え、「RENOSY」マーケットプレイスの販売件数増加などを受け、24年10月期の連結決算は売上収益が前期比29.5%増加し、事業利益は同86.6%増加など大幅に拡大した。今10月期も事業利益は47.9%の増加を見込んでいる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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