日電硝子が急伸、今期予想営業利益3.2倍、自社株買いも好感

■前12月期は各利益とも黒字化、今期も一段拡大を見込む

 日本電気硝子<5214>(東証プライム)は2月6日、大きく出直って始まり、取引開始後は10%高の3729円(340円高)まで上げ、2024年7月以来の3700円台に進んでいる。5日15時30分に発表した12月決算(2024年12月期・連結)が各利益とも黒字化し、今期予想も一段拡大とした上、自己株式の取得(自社株買い)も発表、好感買いが先行している。

 自社株買いは、取得株式総数700万株(自己株式を除く発行済株式総数の8.67%)取得総額200億円を各上限として、2025年2月6日から同年12月23日までの予定で行う。24年12月期の連結売上高は前期比6.9%増加し、営業利益は前期の104億円の損失から61億円の黒字に転換した。今期・25年12月期の連結営業利益の予想は3.2倍の200億円の見込みとし、予想1株利益は185円84銭とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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