ENECHANGE、EV充電インフラ整備で大型補助金、4.2億円を新たに受領

■2025年3月期、補助金総額は42.6億円に

 ENECHANGE<4169>(東証グロース)は3月5日、2025年3月期第5四半期連結会計期間において、EV充電事業に関する4億2400万円の補助金を新たに受領したと発表。これにより、同社は当該期間の連結決算で、補助金受贈益として営業外収益に計上する。今回受領した補助金には、2024年6月末までに設置済みまたは資産計上済みの充電器も含まれるが、これらの固定資産については既に帳簿価額の全額が減損処理されている。

 同社は、2025年3月期第4四半期以降に受領した補助金総額が42億6600万円に達したことを明らかにした。この補助金は、同社が推進するEV充電インフラ整備事業に対する国の支援を示すものであり、同社はこれらの資金を有効活用し、事業のさらなる拡大を目指していく。

 なお、今回計上される営業外収益が業績に与える影響については、2025年3月期第5四半期の決算にて詳細が開示される予定である。ENECHANGEは、今後もEV充電事業を通じて、持続可能な社会の実現に貢献していく方針だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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