【株式市場】日経平均は25円高、後場は小動きだが金融株や某絵関連株などしっかり

◆日経平均は3万6819円09銭(25円98銭高)、TOPIXは2694.91ポイント(24.19ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は18億8712万株

 3月12日(水)後場の東京株式市場は、日銀総裁の午前の衆議院での答弁を受けてみずほFG<8411>(東証プライム)や第一生命HD<8750>(東証プライム)が一段と強含み、トランプ関税は予定通りとあってアルミのUACJ<5741>(東証プライム)は14時半にかけて一段と上げ、日本製鉄<5401>(東証プライム)は高値引け。日経平均は13時頃にダレ模様nなったが前場の安値を割らずに持ち直し、大引けは小幅高だが反発した。三菱重工<7011>(東証プライム)が前場の上げ幅を保って推移するなど防衛関連株も強く、フジクラ<5803>(東証プライム)などのデータセンター関連株もしっかりだった。

 後場は、ペプチドリーム<4587>(東証プライム)が証券会社の投資判断を受けて一段と上げ、米景気への不透明感などから材料株に資金を退避させる動きも合流の様子。ギフティ<4449>(東証プライム)も一段と上げ牛角への「eギフトシステム」提供など材料視。イトーキ<7972>(東証プライム)も一段と上げ業績好調に加えすかいらーくHD<3197>(東証プライム)の本社移転発表なども材料視のもよう。サンオータス<7623>(東証スタンダード)は創業家側による買収を受け2日連続ストップ高。HOUSEI<5035>(東証グロース)は急激に出直り生成AI開発プラットフォームへの新機能など好感した買い再燃の見方。アストロスケールHD<186A>(東証グロース)はSBI証券の投資判断など受けストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は18億8712万株(前引けは8億8285万株)、売買代金は4兆4631億円(同2兆1260億円)。プライム上場1638銘柄のうち、値上がり銘柄数は1156(前引けは1043)銘柄、値下がり銘柄数は430(同526)銘柄。

 東証33業種別指数は29業種(前引けは26業種)が値上がりし、値上がり率上位は、銀行、非鉄金属、電力ガス、保険、石油石炭、機械、電気機器、その他製品、鉄鋼、精密機器、繊維製品、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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