塩野義製薬、鳥居薬品がウイルス性疣贅治療剤「ワイキャンス外用液0.71%」を国内発売
- 2026/2/9 18:09
- IR企業情報

■伝染性軟属腫向け新薬「ワイキャンス」日本で販売開始
塩野義製薬<4507>(東証プライム)は2月9日、SHIONOGIグループの鳥居薬品が、ウイルス性疣贅治療剤「ワイキャンス 外用液0.71%」(一般名:カンタリジン)を日本で発売したと発表した。同剤は適応症を伝染性軟属腫とし、同日から国内で販売を開始した。
同剤は、2025年9月19日に製造販売承認を取得し、同年11月12日に薬価基準へ収載された外用液剤である。カンタリジンを有効成分とし、塗布部位で中性セリンプロテアーゼを活性化することで表皮構造を破壊し、水疱形成を通じて病巣皮膚を剥離させ、ウイルス感染組織を除去する作用機序を持つ。国内で実施した2歳以上の伝染性軟属腫患者を対象とする第Ⅲ相臨床試験では、主要評価項目でプラセボに対する優越性が確認され、安全性および忍容性に特段の問題は認められなかった。
用法・用量は、成人および2歳以上の小児に対し3週間に1回、患部へ適量を塗布し、16~24時間後に洗い流す。薬価は0.71%0.45mL1管あたり14,995.60円である。鳥居薬品は、同剤が伝染性軟属腫に対する新たな治療選択肢となることを期待している。なお、米国ではVerrica Pharmaceuticals社が同成分製剤を2023年8月から販売しており、現在、成人および2歳以上の小児の尋常性疣贅を対象とした第Ⅲ相臨床試験を米国および国内で進めている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)























