ラクサス・テクノロジーズ、株主優待制度を導入、年間最大2万4千円のサブスク利用優待を提供

■1単元以上の株主に半期ごと最大1万2千円分の優待を提供

 ラクサス・テクノロジーズ<288A>(東証グロース)は3月13日、開催の取締役会で株主優待制度導入を決議したと発表。同社の株主名簿に記載された100株以上保有の株主に対し、同社のブランドバッグのサブスクリプションサービス「ラクサス」の月額利用料に充当可能な割引優待を提供する。具体的には半期ごとに6ヶ月間×月額2000円(合計1万2千円分)の割引を贈呈し、年間で最大2万4千円の優待となる。

 この制度は株主への感謝を表すとともに、投資魅力向上や中長期的な株式保有を促進する目的で導入される。特徴的なのは株主本人だけでなく家族や友人も利用可能とすることで、サービスの認知拡大を図る点だ。同社は価値あるモノの循環を通じて「世界中に笑顔を」という経営理念の実現を目指している。

 初回基準日は2025年3月31日、同年7月上旬に優待案内を送付予定で、9月末時点の株主には12月上旬に案内する。同社は既存リソースを活用して実施するため、2026年3月期の業績への影響は軽微としている。制度内容に変更がある場合は速やかに通知するとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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