三菱電機、生産現場の言語障壁を解消する「しゃべり描き翻訳」を11月発売

■タブレット上でのリアルタイム翻訳と視覚支援で作業現場の誤解を防止

 三菱電機<6503>(東証プライム)は10月8日、生産現場における外国籍従業員との円滑なコミュニケーションを支援するウェブアプリケーション「MelBridgeしゃべり描き翻訳」を11月3日に発売すると発表した。話した言葉をタブレット端末上で翻訳・表示し、図面や資料への文字挿入による視覚的支援や、リアルタイム翻訳チャットなどにより、言語の壁を乗り越えた情報伝達を実現する。対応言語は22か国語で、サブスクリプション型(月額)サービスとして提供される。

 同製品は、1対1の少人数コミュニケーションに特化し、「しゃべり描き機能」や「トランスクリプト機能」などを搭載。生産現場の専門用語や社内用語にも対応可能な「翻訳辞書機能」「音声認識辞書機能」を備え、翻訳の精度向上と作業ミスの予防に寄与する。また、翻訳内容を母国語へ再翻訳して表示する「折り返し翻訳機能」も搭載し、誤訳の把握や即時訂正を可能にするなど、現場の心理的安全性確保にも貢献する。

 同社は2016年から「しゃべり描きUI」の開発を進めており、今回の新製品はこれまでの技術と実証結果をもとに構築された。将来的には製造業以外にも、建設・医療・介護・教育分野への展開やオンライン会議対応機能の拡充を目指す。「MelBridge」シリーズの強化を通じて、BtoB領域における多言語コミュニケーション支援を加速させる方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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