2025年今年の漢字は「熊」、京都市の清水寺で発表、相次ぐ出没と被害拡大を反映

■今年の漢字に初の「熊」、人と自然の共存が問われた1年

 公益財団法人日本漢字能力検定協会は12月12日、京都市の清水寺で2025年の「今年の漢字」を発表し、「熊」が第1位に選ばれた。応募総数189,122票のうち23,346票(12.34%)を集め、同漢字が首位となるのは今回が初めてだ。

■人身被害過去最多、政府が対策パッケージ取りまとめ

 背景には、全国各地で相次いだ「熊」の出没と被害拡大がある。人身被害者数や死亡者数がともに過去最多となり、市街地など生活圏への出没も相次いだ。被害拡大を受け、政府は「クマ被害対策パッケージ」を取りまとめ、自治体の要請に基づき自衛隊が出動する事例もあった。イベント中止や学校の休校、農作物被害の深刻化など、生活や経済活動への影響が社会問題化した。

 一方で、和歌山県白浜町のテーマパークからジャイアントパンダ4頭が中国へ返還されるなど、「熊」を巡る明暗両面の話題も注目を集めた。人と自然との共存の在り方を問い直す象徴として、「熊」は2025年の世相を映す漢字となった。第2位は「米」、第3位は「高」が続いた。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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