note、「みんなが語った本ランキング2025」発表、『成瀬は天下を取りにいく』が連覇

■読書感想文から見えるヒット本動向、新作首位は『イン・ザ・メガチャーチ』

 note<5243>(東証グロース)12月10日、「みんなが語った本ランキング2025」を発表した。note公式お題「#読書感想文」と作品名ハッシュタグの投稿人数を集計したもので、読者が思わず語りたくなった作品の広がりを可視化した点が特徴である。集計期間は2024年12月1日から2025年11月30日までである。

【みんなが語った本ランキング2025結果(総合)】

・第1位:成瀬は天下を取りにいく(宮島未奈著・新潮社)
・第2位:カフネ(阿部暁子著・講談社)
・第3位:コンビニ人間(村田沙耶香著・文藝春秋)
・第4位:国宝(吉田修一著・朝日新聞出版)
・第5位:傲慢と善良(辻村深月著・朝日新聞出版)

■総合1位は累計190万部の青春小説、新着作品では朝井リョウ氏が首位

 総合ランキングでは、シリーズ累計190万部を突破した宮島未奈氏の青春小説『成瀬は天下を取りにいく』が前年に続き1位となり連覇を達成した。2位は本屋大賞受賞作『カフネ』、3位は『コンビニ人間』、4位は実写映画も話題の『国宝』、5位は恋愛ミステリー『傲慢と善良』が続いた。世代を超えた共感や再評価が順位を押し上げた。

 集計期間中の新作を対象とした新着作品ランキングでは、朝井リョウ氏がファンダム経済と推し活を描いた『イン・ザ・メガチャーチ』が1位を獲得した。2位は村田沙耶香氏のディストピア長編『世界99』、3位は直木賞候補作『ブレイクショットの軌跡』など、現代社会への強い問題意識を反映した作品が上位を占めた。

 note上では「#読書感想文」付き投稿が27万件を超え、広告収益に依存しない仕組みにより、純粋に作品を語りたい動機が感想文の広がりを支えている。同社はSNS指標として書籍チャートにもデータ提供しており、販売部数だけでは測れない読書の熱量を可視化する役割を担っている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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