【株式市場】日経平均、円安を追い風に342円高、大型株主導で5万円台を維持

■米国休場で薄商いも、円安背景に値がさ株が上昇

 12月26日、日経平均株価の大引けは342円60銭高の5万0750円39銭と続伸して取引を終えた。東証株価指数(TOPIX)も5.08ポイント高の3423.06となった。同日は米国市場がクリスマスで休場となり手掛かり材料に乏しかったが、円安基調を背景に買いが優勢となった。

 相場を押し上げたのは半導体関連や主力大型株である。アドバンテスト<6857>(東証プライム)などの値がさ半導体株のほか、ソフトバンクグループ<9984>(東証プライム)、ファーストリテイリング<9983>(東証プライム)に買い戻しが入り、日経平均は一時500円超上昇する場面もあった。薄商いの中でも指数主導の展開が続いた。

 東証プライム市場の出来高は16億2605万株、売買代金は3兆7289億円。業種別では33業種中14業種が上昇し、その他製品、情報・通信業、海運業などが堅調だった。一方、非鉄金属、ガラス・土石、建設業などは下落し、業種間で明暗が分かれた。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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