川崎汽船、名古屋港で自動車専用船に舶用バイオ燃料供給を実施、中京地区で初

■「SERENITY HIGHWAY」で約750トンのCO2削減見込む

 川崎汽船<9107>(東証プライム)は10月30日、名古屋港において自動車専用船「SERENITY HIGHWAY」に舶用バイオ燃料の供給を実施したと発表した。中京地区における同社運航船へのバイオ燃料供給は初の取り組みとなる。脱炭素化に向けた具体策として、国内港湾での導入事例を拡大した形だ。

 今回使用したバイオ燃料は、FAME(脂肪酸メチルエステル)を24%配合した低硫黄燃料油「B24」で、既存のディーゼルエンジン仕様を変更せずに利用できる点が特徴である。FAMEはライフサイクル全体で約84%のCO2削減効果が期待され、本船の航海においては約750トンのCO2削減効果が見込まれている。

 燃料原料には食料や飼料と競合しない再生可能な有機資源を使用し、製造段階ではISCC-EU認証を満たすなど国際的な持続可能性基準に適合する。同件は、2024年12月に国内初供給を行った事例に続く2港目の取り組みであり、同社が掲げる「“K”LINE環境ビジョン2050」に基づく温室効果ガス削減目標の達成に向けた施策の一環となる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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