岡本硝子が海洋技術や資源開発の観点から注目集め24%高

岡本硝子

■社名はガラスだが深海探査機の受注など見直す

 岡本硝子<7746>(東1・売買単位100株)は11日、急伸の始まりとなり、取引開始後に24%高の186円(36円高)まで上げて大きく出直る始まりとなった。世界の深海でも最深クラスになる1万2000メートルの深さで耐圧性能を発揮するガラス球の開発などで話題になったことがあり、3月15日からロンドンで開催される国際的な海洋技術展「Oceanology International 2016」に出展することなどが注目されている。

 2月15日には、長期間にわたって海洋物理データや海底映像を取得できる据え置き型の深海探査機を(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)から受注したと発表し、社名はガラスだが新たな資源エネルギー開発に関わる会社として注目を集めた。

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