【話題株】モバイルファクトリーが大イベント、5月まで総額100万円相当の宝探しゲーム行い位置ゲーム強化、株価は三角保合いで注目

 モバイルファクトリー<3912>(東マ・売買単位100株)は3月23日の午前、株主総会を開催し、続いて、午後一番に東京都・武蔵小山のスクエア荏原で位置情報ゲームを活用した「リアル宝探し×駅メモ! 東京トレジャー鉄道 100万のお宝を探して!」(2016年3月23日~5月9日)のPRを開催しました。【写真は「特別宣伝大使」柳ゆり菜さん】

 このイベントは、同社ホームページによると、東京都内約100ヵ所の駅を対象に、位置情報連動型ゲーム「ステーションメモリーズ!(App Store/Google Play)」内で提示される「謎」を解読し、判明した駅まで実際に移動してお宝を見つけ出す、体験型のエンターテインメント。イベントでは、便利なゲーム内アイテムに加え、豪華賞品などが当たる抽選へ応募できる権利が手に入り、報酬の総額は100万円相当とのことです。

 以下は推測になりますが、このイベントを5月まで行う狙いは、鉄道や駅を利用した参加型イベントにより、位置情報ゲームの市場拡大を進めることにあるようです。一方では恋愛系ゲームを抑制し、選択と集中を推進する様子がうかがえます。

 株価の値動きを見ますと、このところは2000円前後で値固めが続き、上下への振幅が次第に縮まる「三角もちあい」を形成する雰囲気があります。三角もちあいは、米国流のチャート観測では「ペナントフラッグ(三角形の小旗)」などと呼ばれ、和式・洋式ともに、振幅の縮小が極まるあたりで再び上か下かに大きく動き出すシグナルとされていrます。

 業績は最高益更新基調。なお、三角もちあい形成後は、いったん下に振れてから上に大きな相場を描く「だまし」の現象が発生することもあるようです。

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