【銘柄フラッシュ】上場3日目のエボラブルAが急伸し日本水産などの水産株も動意活発

銘柄

 4日は、米国の早期利上げ観測の後退を受けてドル売り・円買い傾向が続いた中で、日本水産<1332>(東1)は6.1%高、マルハニチロ<1333>(東1)は5.5%高。ともに信用需給がタイトでキッカケ待ちの状態とされ、海外での水産物の「買い負け」回復につながるとの見方などが言われて動意を活発化。ソニー<6758>(東1)は米国景気の腰折れ回避の期待などから3.6%高と反発した。

 メディカルシステムネットワーク<4350>(東1)は日本郵便との提携などが連日材料視されて2日連続ストップ高の18.5%高。一方、Hamee(ハーミィ)<3134>(東マ)は昼前に「ゆうパック」との連携強化を発表し一時ストップ高の18.3%高と急伸したが大引けは1.8%高。マネーパートナーズグループ<8732>(東1)は米国の仮想通貨取引会社への出資などが引き続き材料視されて後場一段強含んで8.6%高。カネカ<4118>(東1)は従来の100倍以上の高速充電技術の報道などが好感されて急反発の6.8%高。橋本総業<7570>(東1)は東京・銀座でホテル建設活発と伝えられて管工機材の需要拡大の連想などが言われ6.6%高。省電舎<1711>(東2)は電力の小売り自由化などが期待されて一時ストップ高の18.8%高。

 ロゼッタ<6182>(東マ)は東京工業大学が大学院の専門科目を2018年度までにすべて英語での授業に切り替えると伝えられ自動翻訳機などへの連想が働いたようでストップ高の22.7%高。上場3日目のエボラブルアジア(エボラブルA)<6191>(東マ)は旅行関連サイト好業績でストップ高の23.0%高。トレイダーズホールディングス<8704>(JQS)は生体認証企業との提携などが好感されて急反発の20.5%高。金庫の大手、日本ISK<7986>(JQS)はマイナス金利が長期化するとの見方などから思惑が再燃し高値更新の18.3%高となった。

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