インフォコムの今期17年3月期最終利益は事業再編損が消えることもあり、前期の4倍を見込む

■今期も好業績であることから年間配当25円と3円の増配予想

 インフォコム<4348>(JQS)の今期17年3月期最終利益は事業再編損が消えることもあり、前期の4倍を見込む。

 16年3月期連結業績は、売上高403億16百万円(前期比0.0%増)、営業利益44億27百万円(同22.8%増)、経常利益45億58百万円(同23.5%増)、純利益7億28百万円(同66.5%減)であった。最終利益が大幅減益となった要因は、事業再編損25億45百万円を特別損失として計上したことによる。

 今期17年3月期は、事業再編損が消えることから、最終利益も大幅増益を見込んでいる。今期連結業績予想は、売上高450億円(前期比11.6%増)、営業利益50億円(同12.9%増)、経常利益50億円(同9.7%増)、純利益30億円(同311.8%増)を予想。

 配当に関しては、今期も好業績が見込まれることから、年間配当25円(前期22円)と3円の増配を予想している。

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