ジェイテック、26年3月期1Q減益も通期大幅増益予想を堅持、テクノロジスト需要堅調で収益拡大期待

 ジェイテック<2479>(東証スタンダード、名証メイン)は7月31日に26年3月期第1四半期連結業績を発表した。減収減益だった。技術職知財リース事業のテクノロジストに対する需要は堅調だったが、テクノロジスト確保難や請負における受託案件の一時的減少に伴う減収影響で原価率が上昇した。ただし通期の大幅営業・経常増益予想を据え置いた。テクノロジストに対する需要が高水準に推移する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。株価はモミ合いから上放れの動きを強めている。利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。

■26年3月期1Q減益だが通期大幅営業・経常増益予想据え置き

 26年3月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比1.0%減の8億11百万円、営業利益が40.8%減の22百万円、経常利益が2百万円の損失(前年同期は38百万円)、親会社株主帰属四半期純利益が6百万円の損失(同19百万円)だった。

 減収減益だった。技術職知財リース事業のテクノロジストに対する需要は堅調で、稼働率は前年水準を維持し、契約単価は前年を上回ったが、テクノロジスト確保難で顧客ニーズに対応しきれなかったほか、請負における受託案件の一時的減少に伴う減収影響で原価率が上昇した。また営業外費用では、東証における上場市場区分をグロース市場からスタンダード市場に変更(25年5月14日付)したことに伴い、市場関連費用25百万円を計上した。

 セグメント別に見ると、技術職知財リース事業は売上高が1.0%減の8億11百万円、セグメント利益(全社費用等調整前営業利益)が2.3%増の1億48百万円だった。なお一般派遣およびエンジニア派遣事業は前期より全業務を休止している。

 通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が前期比17.9%増の40億円、営業利益が21.5%増の4億円、経常利益が21.2%増の4億円、親会社株主帰属当期純利益が5.2%増の2億40百万円としている。配当予想は未定としている。

 26年3月期も大幅増収、大幅営業・経常増益予想としている。テクノロジストに対する需要が高水準に推移する見込みだ。第1四半期の進捗率は低水準の形だが、期末に向けて新卒のテクノロジストが戦力化して貢献する収益構造であり、積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。

■株価はモミ合い上放れ

 株価はモミ合いから上放れの動きを強めている。利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。7月31日の終値は264円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS29円97銭で算出)は約9倍、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS177円22銭で算出)は約1.5倍、そして時価総額は約23億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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