インフォメーションクリエーティブの今期16年9月期売上高は上場来初の70億円台を見込む

■第2四半期は増収に加え、費用が下期にずれ込み大幅増益となる

 インフォメーションクリエーティブ<4769>(JQS)は、新中期経営計画(14年9月期~16年9月期)を13年11月に発表し、安定成長から急成長へと一歩踏み込み、これまで過去最高であった08年9月期の売上高を15年9月期に塗り替え、今期は74億33百万円と上場来初の70億円台と2期連続の過去最高売上高を目指す。そのような状況下で6日に発表された第2四半期は、増収であったことに加え、研究開発等の費用が下期にずれ込んだこともあり、大幅増益となった。

 第2四半期連結業績は、売上高36億10百万円(前年同期比5.6%増)、営業利益2億95百万円(同33.6%増)、経常利益3億08百万円(同21.5%増)、純利益1億99百万円(同48.0%増)であった。売上高は当初予想を下回るものの利益面では大幅に上回る結果となった。要因は、当初第2四半期に予定していた研究開発費等の費用発生が第3四半期以降に繰り越されたことによる。

■長期ビジョンで100億円企業、東証2部上場を目指す

 新中期経営計画では、基本戦略としてソフトウェア開発・システム運用などのITソリューション事業の安定成長、自社パッケージ開発・販売のITサービス事業の成長加速、強固な人材・組織基盤の構築を推進している。

 経営目標値は16年9月期売上高80億円(ITソリューション事業76億円、ITサービス事業4億円)、売上高経常利益率8.0%を掲げ、長期ビジョンでは100億円企業、東証2部上場を目指している。中期的に収益拡大が期待される。今期の売上高は、計画に未達となる模様であるが、売上高74億33百万円(前期比9.4%増)、営業利益4億26百万円(同30.7%増)、経常利益4億64百万円(同22.2%増)、純利益2億93百万円(同41.7%増)と増収大幅増益を見込んでいる。

 5月6日の株価で弾く株価指標は、PER(予)11.3倍、PBR(実績)0.94倍、配当利回り2.77%である。市場は異なるが、東証2部の情報・通信業の平均株価指標、PER28.4倍、PBR1.2倍に比較すると割安といえる。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■レジレス無人店舗やスマート案内など、デジタル施策を集約した初の次世代店  ホームセンターのカイン…
  2. ■読書感想文から見えるヒット本動向、新作首位は『イン・ザ・メガチャーチ』  note<5243>(…
  3. ■耐衝撃性と高平坦性を備えた次世代AR材料  三井化学<4183>(東証プライム)は12月10日、…
2026年1月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

ピックアップ記事

  1. ■上場来高値更新の金先物、産金・再資源化・再販株に資金集結  当コラムでは昨年来、何度も金関連株を…
  2. ■地政学リスクの影が迫る市場、ヘッジ先は金関連株にあり  しばしばニュースで報じられる高齢ドライバ…
  3. ■金融政策転換が映す相場の地殻変動、投資視点は次の段階へ  長期にわたり株式市場を押し上げてきた金…
  4. ■為替が握る業績相場の行方、円安継続が選別相場を加速  株式市場が金融環境主導の相場から業績重視の…
  5.  再生可能エネルギーの次を見据えた次世代エネルギー分野では、実用化への距離が縮まりつつある核融合発電…
  6. ■AI圏外で存在感を増すディープ・テック、次世代エネルギー関連株に再評価余地  ハイテク株市場では…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る