【銘柄フラッシュ】セレスなど急伸し森永製菓はじめ「夏」関連株も強い

銘柄

 6日は、森永製菓<2201>(東1)が5.3%高となって戻り高値を更新し、冷菓やゼリー飲料が好調とされて夏銘柄の期待が強まり約2ヵ月ぶりに520円台を回復。カゴメ<2811>(東1)は好業績やトマトジュースの機能性表示認可による新展開への期待などが言われて3.9%高程度だが連日高値を更新。雪印メグミルク<2270>(東1)は2.9%高程度だがヨーグルト好調などが言われて約1週間ぶりに経営統合以来の高値を更新。ケンコーマヨネーズ<2915>(東1)も大手証券の目標株価などが材料視されて5.4%高となり高値更新。円高が再燃しかねない状況とあって内需株選好が強まったとの見方が出ていた。

 インターワークス<6032>(東1)は9.6%高となり、パート・アルバイト不足深刻との経済紙報道などが材料視されて遂に2015年1月の上場来高値を更新。パラマウントベッド<7817>(東1)はロボット介護機器「ロボヘルパー」などが期待されて5.7%高となり、東証1部に昇格して以来の高値。インテージ<4326>(東1)は最高益更新基調の好業績など再評価との見方で7.2%高となり戻り高値。

 オンコリスバイオファーマ<4588>(東マ)はHIV新薬候補の開発を巡る米社との契約などが引き続き好感されて22.5%高と急伸。セレス<3696>(東マ)は東大発ベンチャーとの提携が好感されて後場急伸しストップ高の21.3%高。内外テック<3374>(JQS)は5月下旬の増配発表後に動意が強まり、次第に騰勢が強まって遂にストップ高の26.4%高。日本ラッド<4736>(JQS)は引き続き最新の映像解析システムなどが材料視されて連日急伸しストップ高の15.0%高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る