東急不動産、石狩再エネデータセンターにIOWN実装、石狩―大手町を次世代通信で接続

■石狩市と東京・大手町を低遅延で接続、2026年8月予定

 東急不動産ホールディングス<3289>(東証プライム)傘下の東急不動産は2月6日、北海道石狩市で建設を進める「石狩再エネデータセンター第1号」において、NTT東日本が提供するIOWNのAll-Photonics Networkを、石狩市と東京・大手町間で初めて導入すると発表した。2026年3月に竣工予定で、同年8月の通信環境実装を見込む。再生可能エネルギー100%で運営する環境配慮型データセンターである。

 同事業は、東急不動産とフラワーコミュニケーションズが他投資家と共同出資し、両社がプロジェクトマネジメントを担う。デジタル化や生成AI需要の拡大により、データセンターの消費電力増加や都市部での電力不足が課題となる中、地方分散と高速・低遅延通信を両立させる狙いがある。IOWN導入により、東京と石狩を隣接拠点のように利用できる環境を整える。

 これにより、災害対策用途にとどまらず、都市型データセンターの拡張、GPUを用いた生成AI、デジタルツイン、ランサムウェア対策など多様な活用が可能となる。政府が掲げる「ワット・ビット連携」やGX2040ビジョンとも整合し、同社は産業を起点とした持続可能なまちづくりとデータセンターの地方分散を推進する。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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