【株式市場】NYダウ6日続落し日経平均一時188円安だが麻生発言など受け持ち直す

株式

◆日経平均の前引けは1万6622円47銭(113円30銭安)、TOPIXは1311.54ポイント(10.29ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億2595万株

チャート14 2日(火)前場の東京株式市場は、欧州の一部銀行に資本不足の懸念が伝えられ、NYダウの6日続落もあり、日経平均は取引開始後に188円87銭安(1万6446円90銭)まで下押す場面があった。ただ、円相場が11時前に麻生財務相の発言などを要因に円安基調となり、日経平均も93円89銭安(1万6541円88銭)まで持ち直した。前引けは113円30銭安(1万6522円47銭)。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は小高い。

 引き続き四半期決算の好調な銘柄や材料の出た銘柄などを選別買いする動きが強く、ミロク情報サービス<9928>(東1)日本エム・ディ・エム<7600>(東1)が続伸。ニッセンホールディングス<8248>(東1)セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)による完全子会社化が材料視されてストップ高。ベルーナ<9997>(東1)は連想買いが波及したとされて急伸。モバイルファクトリー<3912>(東マ)は四半期業績好調で出直り、ジオネクスト<3777>(JQG)は子会社エリアエナジーによる太陽光発電所の権利売却などが言われて反発。

 東証1部の出来高概算は9億2595万株、売買代金は9803億円。1部上場1970銘柄のうち、値上がり銘柄数は616銘柄、値下がり銘柄数は1220銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした指数は3業種にとどまり、小売り、ガラス・土石、医薬品、が高い。

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