市場調査でトップのインテージHDの第1四半期は増収2ケタ増益で今期過去最高益更新を見込む

■マーケティング支援(消費財・サービス)事業の営業利益は前年同期比で2.5倍増となる

 市場調査でトップのインテージHD<4326>(東1)の第1四半期は、増収2ケタ増益で今期過去最高益更新を見込む。

 SCI(全国個人消費者パネル調査)や業界初のi-SSP(インテージシングルソースパネル)など国内首位の市場調査事業を主力として、システムソリューション分野や医薬情報分野にも事業展開している。

 第1四半期連結業績は、売上高98億57百万円(前年同期比5.7%増)、営業利益4億92百万円(同22.3%増)、経常利益4億81百万円(同15.1%増)、純利益3億07百万円(同27.9%増)であった。

 事業別の業績は、マーケティング支援(消費財・サービス)事業は、カスタムリサーチの既存調査及びインターネット調査が好調に推移したことなどにより売上高62億84百万円(同4.4%増)、営業利益1億36百万円(同156.5%増)と利益が前期の2.5倍増となった。

 マーケティング支援(ヘルスケア)事業は、アンテリオにおけるカスタムリサーチの既存調査及びプロモーション活動の評価サービスや、アスクレップにおける医薬品の製造販売後調査が好調に推移したことなどにより、売上高は24億39百万円(同10.1%増)となった。営業利益については、アンテリオのオフィス移転に伴う費用増加の影響により営業利益は3億13百万円(同 8.8%減)となった。

 ビジネスインテリジェンス事業は、旅行業界をはじめとするCG&S(Consumer goods and service)及びヘルスケア業界において案件の受注が堅調に推移したことにより、売上高11億33百万円(同3.9%増)、営業利益42百万円(同676.8%増)と大幅増益。

 ちなみに、通期連結業績予想は、売上高480億円(前期比5.5%増)、営業利益42億円(同8.2%増)、経常利益42億50百万円(同7.7%増)、純利益26億50百万円(同13.9%増)と過去最高益を見込む。

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