【銘柄フラッシュ】岡本工作機械など急伸し名村造船所など造船株も活況高

銘柄

 9月1日は、東証1部の値上がり率1位がサノヤスホールディングス<7022>(東1)の12.8%高となり、同じく2位(上場投信を除く)は日本バリュー・インベスターズ(東京都千代田区)による株式取得が伝えられた名村造船所<7014>(東1)の10.2%高。造船業界が三菱重工業<7011>(東1)を旗振り役に協力して国際競争力を強化すると伝えられ期待が高揚。値上がり率3位はクラリオン<6796>(東1)の9.8%高となり、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が目標株価を240円から370円に引き上げたと伝わった。

 任天堂<7974>(東1)はここ数日の円安効果などが言われて売買代金1位の3.3%高。富士製薬工業<4554>(東1)中外製薬<4519>(東1)の急性骨髄球性白血病治療剤の国内の製造販売を承継するとの発表が好感されて9.4%高。クリーク・アンド・リバー社<4763>(東1)は31日にそれまでの東証2部から1部に昇格し8.4%高。

 岡本工作機械製作所<6125>(東2)は科学技術振興機構への採択などが好感されて朝方ストップ高の後も頑強で27.8%高。安川情報システム<2354>(東2)はNTTグループへの採用が材料再燃となったようで昨日の反落から早速切り返して18.7%高。

 カヤック<3904>(東マ)は7月下旬に発表したVR(仮想現実)体験コンテンツなどに期待とされて17.0%高。リボミック<4591>(東マ)は米国での特許が言われてストップ高の14.9%高。CRI・ミドルウェア<3698>(東マ)はVR(仮想現実)/AR(拡張現実)映像技術で先行し7.4%高。

 日本色材工業研究所<4920>(JQS)は業績好調で値値の飛びやすさが魅力とされて7月中旬に続いてストップ高の16.6%高。アエリア<3758>(JQS)はグループ会社が配信予定の新ゲームに期待とされて3日連続ストップ高の16.4%高。ラクオリア創薬<4579>(JQG)は31日付の同社に関する企業リポートなどが注目されて7.2%高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る