パイプドHDの今期第2四半期は主力の情報資産プラットフォーム事業が順調に拡大し、増収増益

■今期より第2四半期配当を開始、第2四半期9円、期末12円と合わせると年間21円と11円の大幅増配を見込む

 パイプドHD<3919>(東1)の今期第2四半期は、主力の情報資産プラットフォーム事業が順調に拡大し、増収増益となった。

 第2四半期連結業績は、売上高23億48百万円(前年同期比24.8%増)、営業利益4億08百万円(同19.3%増)、経常利益4億15百万円(同24.6%増)、純利益1億86百万円(同3.8%増)であった。

 主力の情報資産プラットフォーム事業の業績は、売上高16億35百万円(同9.1%増)、営業利益4億04百万円(同33.1%増)と順調に拡大している。
 広告事業の業績も、売上高1億22百万円(同11.1%増)、営業利益34百万円(同24.9%増)と順調。
 ソリューション事業は、売上高5億90百万円(同117.2%増)、営業利益△30百万円(前年同期11百万円)と売上高は倍増したものの、新規の事業への投資が先行し、赤字となった。

 事業は順調に拡大していることもあり、今期より第2四半期の配当を開始する。第2四半期の配当は9円となる。期末の12円と合わせると年21円となり、11円の大幅増配を見込む。

 17年2月期通期連結業績予想は、売上高54億円(前期比34.8%増)、営業利益10億円(同72.2%増)、経常利益9億90百万円(同76.5%増)、純利益5億80百万円(同133.9%増)と大幅増収増益を見込む。

 30日の引け値は前日比10円高の1078円。株価指標は、PER(予)14.09倍、PBR(実績)4.47倍、配当利回り1.95%。チャート的には、8月4日の910円を底に上昇局面にある。

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