【銘柄フラッシュ】アサカ理研など小池都知事の回収貴金属資源による五輪メダル製造を好感して急伸しタカタは3日連続ストップ高

銘柄

 1月4日は、東証1部の値上がり率1位がエアバッグ問題のタカタ<7312>(東1)となり、朝方から大引けまでストップ高に張り付き17.5%高。昨年末に米司法省との間で和解に向けた交渉が進むとの観測報道があり3日連続ストップ高。2位はディー・エル・イー<3686>(東1)となり、1月17日からTGC(東京ガールズコレクション)をインドネシアで開催とされ日本のファッション輸出の牽引などが注目されストップ高の15.9%高。3位はヤマシンフィルタ<6240>(東1)の15.2%高となり、建機向けの大手でトランプ氏のインフラ整備政策などに期待とされて後場一段高。4位はルネサスエレクトロニクス<6723>(東1)の13.0%高となり米国時間5日開催のエレクトロニクスショーに自動運転の試作車を出展とされて活況高。

 enish<3667>(東1)はスマートフォン向けゲームの売却などが材料視されて12.8%高。クリーク・アンド・リバー社<4763>(東1)は2月決算への期待などから11.1%高となり昨年来の高値を更新。ウインテスト<6721>(東2)シャープ<6753>(東1)の合弁会社が中国で工場増設と伝わり液晶検査装置の需要に期待とされてストップ高の31.5%高。図研エルミック<4770>(東2)は2017年4月に創立40周年とされ記念配当などへの期待があるようでストップ高の22.2%高。

 リアルワールド<3691>(東マ)は政府の「働き方改革」に乗るため今年のテーマ株とされて急伸。リネットジャパン<3556>(東マ)アサカ理研<5724>(JQS)は廃家電や貴金属回収事業が小池東京都知事の回収貴金属資源による五輪メダル製造構想に乗るとされて活況高になりストップ高の22.7%高、戻り高値更新の15.0%高。日本サード・パーティ<2488>(JQS)はディープ・ラーニング関連株とされてストップ高の25.6%高となり2013年以来の高値に進んだ。

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