ケイアイスター不動産が出直り強める、「インテリジェント住宅」に注目集まる

株式市場 銘柄

■「IoT住宅向けセンサー」を共同開発し「自ら判断する家」の実現めざす

 ケイアイスター不動産<3465>(東1)は6月21日、反発し、10時にかけて1516円(15円高)と出直りを強めている。20日の取引終了後、住宅内の空気質(気温や湿度、ガス混入など)を常時モニタリングしてスマートフォンなどにメッセージする「IoT住宅向けセンサー」の共同開発を発表し、注目されている。業績は絶好調で、会社発表の連結業績見通しは、各利益とも連続最高を更新する見込みとしている。

 共同開発先は、時系列データ基盤を活用した「IoT&M2M」ソリューション開発などを行うカマルク特定技術研究所株式会社(鹿児島県鹿屋市、カマルクX)で、カマルクX社は、すでに、サービス付き高齢者住宅に最新の介護福祉向けICTシステムを導入するなどの実績があるという。この共同開発事業では、最終的に、空気質の状態などを「自ら判断するインテリジェントな住宅」の開発を目標にしている。(HC)

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