古河電工は約9年ぶりの5500円台、「目標株価」の引き上げ相次ぐ

株式市場 銘柄

■9日はSMBC日興証券が3500円から一挙に6100円に引き上げたと伝わる

 古河電気工業<5801>(東1)は9日、上値を追う始まりとなり、取引開始後に5%高の5530円(240円高)をつけて2008年以来、約9年ぶりに5500円台に乗った。このところ証券会社による目標株価の引き上げが相次いでおり、9日は、SMBC日興証券が投資判断を「2」から「1」に引き上げ、目標株価は3500円から一挙に6100円に引き上げたと伝わった。

 また、野村ホールディングス<8604>(東1)の野村證券は5月29日付で投資判断を「買い」継続のまま目標株価を4550円から5550円に引き上げたと伝えられている。CNT(超軽量カーボンナノチューブ)による全く新しい電線の開発に取り組むなど材料は豊富だ。(HC)

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