【引け後のリリース】象印マホービンがインバウンド消費好調で増額修正

引け後のリリース

象印マホービン<7965>(東2)は22日の大引け後、今11月期・第2四半期累計期間(2014年11月21日~15年5月20日、上期)、および11月通期の連結業績予想を全体に増額修正し、上期の連結営業利益は従来予想の54億円を66.5億円の見込み(前期実績は42.3億円)に約23%引き上げた。純利益も同じく35億円の見込みを45.6億円の見込み(同25.7億円)に約30%引き上げた。

発表によると、上期は、国内でインバウンド消費の下支えなどがあり、海外では中国、台湾を中心に海外市場での販売が予想以上に好調に推移し、為替の影響による円換算額の増加を含めて売上高が当初予想を上回った。利益面では売り上げ総利益率が向上し、当初の予想を上回ったという。

これらにより、11月通期の連結営業利益の予想は、従来予想の71億円を約21%引き上げて86億円の見込み(前期実績は58.8億円)とし、純利益は同じく47億円を約23%引き上げて58億円の見込み(同37.6億円)とし、増額後の予想1株利益は85.83円とした。

このところの株価は2050円前後で堅調に推移している。4月初に相場水準を一段切り上げて1600円台から1800円台の幅でもみ合いを形成し、6月中旬から再び上値を追い2000円台に乗った。

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