TKPが上場来の高値、初の会議室併設型コンパクトホテルなどに期待広がる

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■「カンファレンスセンター」9月1日には熊本市にもオープン

 貸し会議室などのティーケーピー(TKP)<3479>(東マ)は24日の後場一段高となって13時過ぎに12%高の1万8450円(2050円高)まで上げ、上場来の高値更新幅を広げた。23日付で、初の会議室併設型コンパクトホテルの開業計画を発表し、24日付では熊本市に初のカンファレンスセンター「TKP熊本カンファレンスセンター」を9月1日にオープンと発表。期待が広がった。

 同社初の会議室併設型コンパクトホテルは、本社ビル「TKP市ヶ谷ビル」(東京都新宿区市谷)本館の一部と、新たに賃借した別館をコンバージョンし、「ファーストキャビンTKP市ヶ谷」(仮称)として2017年9月に着工し、18年4月の開業を予定する。

 約1767平方メートルの延床面積を、オフィスビルからコンパクトホテルへとコンバージョンするもので、165室(予定)の客室の他、ロビーラウンジ、大浴場などを備える計画。会議室併設型コンパクトホテルとして、TKPが取り組んできた会議×宿泊のハイブリッド化を加速させ展開して行くとした。(HC)

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