ソレイジア・ファーマが出来高をともなって急伸、中国展開で伊藤忠商事と代理店契約

株式市場 銘柄

■がん治療にともなう疼痛緩和剤など中国での安定的な流通を図る

 ソレイジア・ファーマ<4597>(東マ)は14日、出来高をともなって急伸し、一時22%高の379円(68円高)まで上げて大きく出直っている。13日の取引終了後、注目の新薬について伊藤忠商事<8001>(東1)との販売代理店契約を発表。販売拡大などに期待が広がった。

 発表によると、同社開発品「SP-01」(グラニセトロン経皮吸収型製剤、海外販売名:Sancuso(R)。適応症:抗悪性腫瘍薬投与に伴う悪心・嘔吐。2014年6月に開発を完了し中国当局に承認申請済。現在承認審査中)、および、同じく「SP-03」(口腔用医療機器、海外販売名:episil(R)oral liquid。効能効果:がん化学療法・放射線療法による口内炎に伴う疼痛緩和。2016年5月に開発を完了し中国当局に承認申請済。現在承認審査中)の中国(香港、マカオを除く)での販売について、中国国内販売への安定的な流通を図ることを目的として、中国国内事業に大きなプレゼンスを有する伊藤忠商事と販売代理店契約を締結する。(HC)

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