アンジェスMGは上げ下げとも3ヵ月になり日柄調整一巡の見方

株式市場 銘柄

■8月1日に第2四半期決算を発表する予定でアク抜け感の期待

 創薬ベンチャーのアンジェス MG<4563>(東マ・売買単位100株)は25日の後場も堅調な相場が続き、13時30分を過ぎては310円(4円高)前後で推移。このところは、7月5日付でアトピー性皮膚炎治療薬の臨床結果を発表し、翌日ストップ安となるなど調整基調が続いているが、8月1日に2016年12月期の第2四半期決算を発表する予定のため、下期の見通しや中期展望などを境に相場心理特有のアク抜け感が台頭する可能性が言われている。

 テクニカル的には、16年1月下旬から4月下旬にかけて約3ヵ月間上げ、その後は直近まで同じく3ヵ月間の調整となっている。この意味で、「日柄調整」はほぼ一巡する頃合いが迫り、「値幅調整」についても一巡感が出てきたとの見方が出ている。少なくとも下げ止まってきたようだ。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る