富士急行が急伸、第2四半期業績2ケタ増益となり進捗率も好感

株式市場 銘柄

■4~9月の連結経常利益は前年同期比19%増加し通期予想の82%を確保

 富士急行<9010>(東1)は2日、急伸し、10時を過ぎては14%高の2870円(350円高)前後で推移。東証1部の値上がり率1位。10月1日の株式併合(2株を1株に)を考慮した年初来の高値に進んでいる。1日の取引終了後に発表した第2四半期の連結決算(2017年4~9月累計)が2ケタ増益となり、通期予想に対する進捗率が経常利益は82%に達したことなどが好感されている。2016年に3136円まで上げたことがあり、再び3000円台での展開を期待する様子がある。

 4~9月の連結経常利益は前年同期比19%増加して41.1億円となった。3月通期の見通しは据え置き、通期の経常利益の見通しは50.1億円。上半期で82%を確保したことになる。同じく営業利益も約77%を確保した。(HC)

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