【銘柄フラッシュ】サンユー建設など急伸しJトラストはカンボジアの銀行子会社化など注目され活況高

株式市場 銘柄

 18日は、東証1部の値上がり率1位がキャリアインデックス<6538>(東1)の9.4%高となり、連続大幅増益の見通しに加え、「働き方改革」法案を巡り自民、公明両党と日本維新の会が修正の上で合意する見通しなどと伝えられ、連日好感されて3日続伸の9.4%高と株式分割など調整後の上場来高値。

 2位はマツオカコーポレーション<3611>(東1)の9.2%高となり、今期は連結純利益が47%増の見込みなどと増益転換のため期待が衰えず戻り高値を更新。

 3位はセイノーホールディングス<9076>(東1)の8.3%高となり、成田空港の開港40周年に関する新聞報道の中に西濃運輸が国際貨物の大規模拠点を整備とあることなどが言われて注目し直され一時400円ストップ高。

 クレアホールディングス<1757>(東2)は25.0%高と急伸し、経済産業省が16日にまとめた新たなエネルギー基本計画で再生可能エネルギーを将来の主力電源化するとされたため関連株として注目されたようで、株価2ケタの手軽さもあるとされて当期妙味が拡大。Jトラスト<8508>(東2)は11.2%高となり、カンボジアの大手商業銀行の株式取得や株主優待の導入などを相次いで発表し好感買いが拡大。

 ALBERT(アルベルト)<3906>(東マ)は本日もトヨタ自動車<7203>(東1)との資本業務提携が注目されて3日連続ストップ高の17.8%高となり、マザーズ市場の値上がり率トップ。みらいワークス<6563>(東マ)は「働き方改革」法案を巡り自民、公明両党と日本維新の会が修正の上で合意する見通しと伝えられたことを材料視する動きがあるようでストップ高の17.1%高。

 サンユー建設<1841>(JQS)は13時に3月決算と今期見通しを発表して急伸しストップ高の28.1%高。今期は営業利益2.6倍、純利益39%増の見込み。レカム<3323>(JQS)は14日発表の第2四半期決算の大幅増益などを評価する動きが連日強く12.5%高と大幅に続伸した。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る