メドレックスが一段高、アトピー性皮膚炎の治療に関する研究成果に期待強まる

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■東京医科歯科大学との共同研究成果を12日からの学会で発表へ

 創薬ベンチャーのメドレックス<4586>(東マ)は11日の後場一段高となり、13時にかけて10%高の1233円(112円高)と出直りを強めている。11日、第46回日本免疫学会学術集会(17年12月12日から14日)で東京医科歯科大学との共同研究成果を発表すると公表。期待が集まっている。

 発表によると、東京医科歯科大学とメドレックスは、以前から、アレルギー皮膚炎反応に対するStat6デコイ核酸の治療効果を、動物およびヒトで確認している。このたび、Stat6デコイ核酸のような高分子をより皮膚へ浸透させる新技術を軟膏基材に用いることによって、Stat6デコイ核酸含有軟膏の改良版を開発した。「新規でかつ有望なアトピー性皮膚炎の治療法になりえると思われる」と結んだ。(HC)

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