京写は売られ過ぎ感が強く強後場一段と強含んでジリ高基調

株式市場 銘柄

■LED照明関連向け、車載ヘッドランプ向けなど需要先の拡大続く

 プリント基板の専業大手・京写<6837>(JQS)は19日の後場一段と強含んでジリ高となり、487円(20円高)まで上げて本日の高値引けとなった。主要原材料の銅箔の高騰により今期の業績は減益の見込みだが、製品価格の適正化も徐々に追いつく見通しとする。値動きとしては、25日移動平均線からの下方乖離率が20%に近づき、いわゆる売られ過ぎ感の強い水準にあり、全体相場の安定化とともに水準訂正高が強まる期待が出ている。

 需要先別では、LED照明関連向け、車載ヘッドランプ向けなどが拡大を続ける見込みで、ヘッドランプ向けでは新製品の開発が完了し新たな受注につながっている。また、伸縮性のあるフィルムなどを基板とした用途開発にも取り組み、画期的な製品につながりそうな技術開発も行っているようだ。(HC)

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