Hameeの第3四半期は、2ケタ増収大幅増益

■進捗率を見ると業績の上振れが期待できる

 Hamee<3134>(東1)の第3四半期は、2ケタ増収大幅増益となった。

 同社グループの今期の取組としては、モバイル(スマートフォン及び携帯電話)アクセサリーの販売について、「iFace」シリーズなどの自社企画商品を中心に個性的な新商品を継続的にリリースしたほか、11月より販売が開始された「iPhoneⅩ」に対応する商品のスピーディな拡充など販売拡大に注力した。また、自社開発のECバックオフィスシステム「ネクストエンジン」について、アパレル通販サイトとの連携を強化するアプリや、トランザクションレンディングサービスとのデータ連携アプリ等、プラットフォーム化のメリットを最大限に活用したサービスを展開したことに加え、EC事業者向けコンサルティング事業会社、JSコンサルティングの子会社化を決定するなど、持続的な成長に向けて事業展開を推進したこと等が挙げられる。

 その結果、18年4月期第3四半期連結業績は、売上高70億51百万円(同14.0%増)、営業利益10億37百万円(同36.4%増)、経常利益9億21百万円(同30.6%増)、純利益6億25百万円(同27.9%増)となった。

 通期業績予想に対する進捗率を見ると、売上高75.7%(前年同期72.7%)、営業利益89.3%(同68.7%)、経常利益79.6%(同67.3%)、純利益82.8%(同70.4%)となっていることから、業績の上振れが期待できる。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る