カーリットホールディングスは広桃(水力)発電所の竣工を発表

■CO2を年間 9,000t以上削減

 カーリットホールディングス<4275>(東1)は、連結子会社の日本カーリットが保有する広桃(水力)発電所(群馬県前橋市)の更新改修工事が完了し、4月18日に竣工式を行ったと発表した。

  広桃発電所は、1953年の建設以来、日本カーリット群馬工場(群馬県渋川市)に毎年約 1,900万kwhの電力を供給し、ロケットの固体推進薬原料の製造やリチウムイオン二次電池の充放電サイクル試験などに活用されている。今年で創業100周年を迎えた同社グループの更なる持続的な企業価値の向上を目的として、2016年12月に総工費約23億円を投じて操業以来の大規模な更新改修工事に着手した。工事は今年3月をもって完了し、計画通り4月から稼動を再開している。 
  
 広桃発電所の稼動により、CO2を年間 9,000t以上削減することができる。 同社グループは「環境保全」を CSR 活動の主要な方針の一つとして掲げており、次の100年も環境負荷の少ないモノづくり、地球環境の保全と維持に配慮した事業活動を継続的に行い、社会に貢献していくとしている。

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