【株式市場】トヨタが上場来高値に進み新規上場の2銘柄は買い気配

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは1万9411円57銭(165円51銭高)、TOPIXは1568.80ポイント(10.59ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億3668万株

チャート11 17日前場の東京株式市場は、NY株の228ドル高、対ユーロでの円安などが好感されてトヨタ自動車<7203>(東1)が上場来の高値を更新し、前週の日経平均1万9000円乗せを牽引したファナック<6954>(東1)などが反発し、日経平均は朝方に182円46銭高(1万9428円52銭)まで上げて約15年ぶりの高値を2日ぶりに更新した。16日から17日の予定で開催中の日銀・金融政策決定会合にも期待がある。

 エーザイ<4523>(東1)が米社などと提携や共同研究の相次ぐ発表への期待が再燃する形で出直りを強め、ITBook<3742>(東マ)は引き続きマイナンバー制度への期待が強く連日高値を更新し、ブロードバンドタワー<3776>(JQS)は米社との提携などが言われて連日高値に進んだ。

 本日は新規上場が2銘柄あり、エムケイシステム(3910、JASDAQ、売買単位100株)は社会保険関係の支援ソフトなどを開発し、前場は気配値のまま売買が成立せず、
公開価格3500円に対し71%高の5980円の買い気配となった。

 コラボス(3908、東証マザーズ、売買単位100株)はコールセンター向けシステむなどを手がけ、やはり公募価格3620円に対し72%高の6240円の買い気配となっている。

 東証1部の出来高概算は9億3668万株、売買代金は1兆1481億円。1部上場1868銘柄のうち、値上がり銘柄数は1007銘柄、値下がり銘柄数は685銘柄となった。

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