【株式市場】日経平均は424円高、NY株高など好感され好決算発表銘柄に人気集まる

◆日経平均は2万7529円33銭(424円13銭高)、TOPIXは1922.71ポイント(23.66ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は5億6268万株

 10月31日(月)前場の東京株式市場は、NY株式の前週末大幅高を受けて自動車株や電気精密、機械、ゴム製品、海運株などが高く始まり、半導体商社も業績予想を増額修正した東京エレデバイス<2760>(東証プライム)や今日発表の伯東<7433>(東証プライム)など活況高。第3四半期決算が底堅かったカゴメ<2811>(東証プライム)なども高い。日経平均は299円高で始まり、午前11時にかけて472円23銭高(2万7577円43銭)まで上げ、前引けも上げ幅400円台を保った。

 アルプスアルパイン<6770>(東証プライム)が急伸し業績予想の増額修正と前提為替から一段の為替差益に期待高揚。キーエンス<6861>(東証プライム)は第2四半期決算と中間・期末配当の増配など好感され急伸。スターティアホールディングス<3393>(東証プライム)も第2四半期決算と通期予想の増額修正が好感され急伸。ヤマト・インダストリー<7886>(東証スタンダード)は業務資本提携が連日好感され3日連続一時ストップ高。6月上場のM&A総研<9552>(東証グロース)、10月上場のソシオネクスト<6526>(東証プライム)は四半期決算が好感され上場来の高値を更新。

 東証プライム市場の出来高概算は5億6268万株、売買代金は1兆5010億円。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は1428銘柄、値下がり銘柄数は353銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種が値上がりし、電気機器、機械、その他金融、ゴム製品、その他製品、証券商品先物、輸送用機器、金属製品、繊維製品、鉱業、銀行、保険、情報通信、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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