日本エンタープライズは18年5月期通期連結業績予想と実績値の差異を発表

株式市場 銘柄

■利益面ではコスト削減に努めた結果、当初予想を上回る

 日本エンタープライズ<4829>(東1)は11日引け後、18年5月期通期連結業績予想と実績値の差異を発表した。

 売上高については、事業譲渡による広告代理サービスの売上消失をカバーするまでには至らなかったことから当初予想を下回る結果となった。

 利益面については、コスト削減に努めた結果、営業利益・経常利益共に当初予想を上回ることとなった。また、純利益については、中国子会社の持分譲渡に伴う売却益の計上及び非支配株主に帰属する純利益の減少により、当初予想を上回る結果となった。

 18年5月期連結業績の売上高は前回予想を1億47百万円下回る38億92百万円(予想比3.6%減)、営業利益は29百万円上回る1億74百万円(同20.7%増)、経常利益は27百万円上回る2億57百万円(同11.9%増)、純利益は56百万円上回る1億66百万円(同51.0%増)となった。

 17年5月期比では、売上高19.6%減、営業利益9.4%減、経常利益7.5%増、純利益67.7%増。

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