日本テレホンは一時3日連続ストップ高、中古スマホ事業拡大の期待が強い

株式市場 銘柄

■NTTドコモなど通信料金値下げなら端末割引が縮小され中古に魅力の見方

 日本テレホン<9425>(JQS)は11月6日も大幅続伸となり、後場寄り後は18%高の880円(134円高)前後で推移。前場は一時3日連続ストップ高となった。中古スマートフォンや携帯電話の買取販売などを行うECOモバイルショップ「エコたんショップ」を展開し、NTTドコモ<9437>(東1)に続いて5日はソフトバンクグループ<9984>(東1)も通信料金の引き下げに言及したと伝えられ、端末価格そのものは従来のような大幅な値引きが行われなくなる可能性があるため、中古端末の需要が拡大するとの見方が出ている。

 業績は回復傾向で、今4月期は3期ぶりに完全黒字化の見込み。赤字から黒字に変貌する銘柄は値動きも大きくなりがちとの見方があり、思惑材料に対する反応も大きくなりがちのようだ。(HC)

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