【話題株】機関投資家が再出動かオリエンタルランド分割後も強い

■「ディズニーファン」の買いもあるが高ROE銘柄また動き活発

オリエンタルランド<4661>(東1)は3月31日を基準日として1株を4株にする株式分割を実施した。受け渡し日(権利付最終日)の関係で、3月26日までの株価は3万円台になり、終値は3万6000円だった。これに対し、27日からは4分の1の9000円を基準値として取引が始まり、終値は9718円(718円高)と早速、分割を考慮した上場来の高値に進んで人気の強さを見せつけた。

翌売買日の30日も一時9890円(172円高)まで上げ、上場来の高値を連日更新。「ディズニーファン」の投資家にとっては、最低投資金額が4分の1になったため、株主優待の入場券などが入手しやすくなった上、NISA(日本版・少額投資非課税制度)の100万円の枠で投資できるようになったことも寄与したようだ。

高値更新基調のもうひとつの要因としては、ROE(自己資本利益率)が十数パーセントになる上、最高益を連続更新する見込みであることが挙げられている。ROE(自己資本利益率)は、大まかに言えば、投資家から預かった資本をどれぐらいの利回りで活用して利益を生むかを示す指標。年金基金などの機関投資家が投資先を選定する際にも「優秀」な銘柄になる。

27日は、やはり高ROEの花王<4452>(東1)が上場来の高値に迫り、カルビー<2229>(東1)は高値を更新した。また、自己株の取得(自社株買い)や自己株の消却などを行なう余力が高いとされ、これらを行えばROEを高めることのできるキッコーマン<2801>(東1)味の素<2802>(東1)も高値を更新した。

これらの銘柄は2月下旬から3月初にかけて相前後して売買が活発化して高値に進み、その後一段ジリ高となった。日経平均も一段ジリ高。オリエンタルランドの強さも含め、こうした相場が再び到来するかどうか注目されている。

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